協会の活動
子どもの「偏食」に悩む多くの保護者や保育者に寄り添い、
その子らしさを大切にした新しい食育のあり方を社会に広めていくための専門団体です。
私たちは、子どもが本来持っている「食べる力」を信じ、
一律の正解ではなく、4つの気質に基づいた“その子に合ったプロセス”に光をあてる食育を提案しています。
偏食は単なるの好き嫌いではなく、気質や発達、環境、安心感など、さまざまな背景と結びついています。
だからこそ、気質に応じた関わり方や声かけ、環境づくりによって、食卓の時間はもっと優しく、たのしいものに変えていける。
わたしたちは、子どもと関わるすべての大人に「気質を活かした食育」という新しい視点を届け、
笑顔あふれる食卓を増やすための学びと実践の場をひろげています。
mission
子どもが「食べない」その背景には、発達の段階、感覚の敏感さ、そして何よりその子ならではの“気質”があります。
私たちは、偏食や好き嫌いを「なおす」対象と捉えるのではなく、
その子の内面に目を向け、理解し、信じて関わる食育のあり方を広げていきます。
「食べる力」は、その子らしさに合った環境や関わりの中で、少しずつ育まれていくものです。
気質に応じたまなざしと丁寧な関わりが、その力を引き出していく鍵となります。
家庭、保育、教育の現場に、あたたかく実践的な知を届けること。
それが私たちの使命です。
vision
子どもたちが「自分らしく食べること」を肯定され、のびやかに育っていける社会
保護者や支援者が、「うまくいかない」日々の中にも学びと手応えを見出せる環境
食卓が、単なる栄養の場ではなく、心の安心と対話が育つ場として再定義される文化
偏食が「問題」ではなく「個性のあらわれ」として理解される社会的認識の変化
食と気質の視点が、保育・教育・医療・福祉などあらゆる実践現場で活かされること
代表挨拶・活動への想い
「どうして食べてくれないのだろう」
「好き嫌いが多くて心配」
「一生懸命作ったのに、受け取ってもらえない悲しさ」
かつての私自身も、そんな思いを抱えながら、食卓のたびにため息をついていました。
子どもにとって“食べること”は、親との信頼関係や安心感と深く結びついています。
けれどそれを知らなかった私は、「食べない」姿ばかりを気にして、焦って、空回りしていたのです。
そんな日々を経て、たどり着いたのが「気質」という視点でした。
子どもの内側にある感じ方、受け取り方、ペース。
それを知ったとき、はじめて私は「この子にはこの子の理由がある」と思えるようになりました。
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親子が食卓を共にできる時間は、決して永遠ではありません。
成長とともに子どもは外の世界へと歩み出し、
いっしょに食卓を囲む時間は、いつの間にか思い出の中に変わっていきます。
「親子が食卓を共にできる」という期間は、限りある尊いもの。
だからこそ、その時間が温かく、安心できるものであってほしい。
親子をつなぐ食卓が、苦しみや悩みの場ではなく、
愛情と信頼が育まれる“心の居場所”であってほしい
そう願って、この協会を立ち上げました。
ひと組でも多くのご家族が、わが子の個性に寄り添いながら、
その子らしい「食べる力」を信じ、育んでいけますように。
そして、食卓に笑顔が灯る時間が、少しでも増えますように、仲間と共に歩み続けて参ります。
profile
• 立教大学 現代心理学部卒業
• シュタイナー4つの気質コーチ
• 偏食改善アドバイザー®︎/離乳食アドバイザー/幼児食インストラクター/食育アドバイザー
• 祐成葉子クッキングアートセミナー卒業 フードコーディネーター
• 日本最大級の偏食っ子ママコミュニティ「Garden」主催(会員数300名以上/2025年7月現在)
association
【団体名】
子どもの食育気質学協会
(英語名:Kids Shokuiku Temperaments Association|略称:KiSTA)
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【設立の目的】
子どもの“気質”に着目した新しい食育のあり方を社会に広め、偏食や食の悩みを抱える親子をサポートする人材を育成すること。
気質に合った関わりを通じて、親子の食卓にあたたかな対話と笑顔が広がっていく社会の実現を目指します。
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【活動内容】
• 偏食改善アドバイザー®︎ 養成講座2級・1級の開講・認定
(講座の受講生:累計800名以上、認定アドバイザー:94名/2025年7月現在)
• 協会認定アドバイザーによる偏食改善カウンセリングの提供
• 認定講師による地域講座・個別相談・出張研修の実施
• 気質×食育の実践的知識の研究・発信(ブログ、SNS等)
• 保育士・教育者・専門職への研修・教材提供
• コミュニティ「Garden」運営による学びと実践の支援
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【設立年月日】
2024年5月22日
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【所在地】
〒104-0061
東京都中央区銀座一丁目22番11号 銀座大竹ビジデンス 2F
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【運営法人】
株式会社開花(設立:2024年11月29日)
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【商標登録】
• 食育気質学®︎
登録番号:6756309/商願2023-047581/登録日:2023年11月22日
• 偏食改善アドバイザー®︎
登録番号:6756308/商願2023-047580/登録日:2023年11月22日

おおや ひろの
食育気質学®︎との出会い
娘は、離乳食初期から咀嚼嚥下が弱い子で、吐き戻しも多く、1歳過ぎから偏食が加速、2歳になる頃には食べられるものはほんの数種類…
保育士の経験があっても「この関わりでいいのかな」と本人の負担になっていたらどうしようと不安に押しつぶされる日々でした。
そんなとき出会ったのが食育気質学®︎。
娘の気質(我が子らしさ)を知ることで、偏食や行動の背景をより理解できるようになりました。これまでの関わりが間違いではなかったと知ることができ、不安だった心の声は、霧が晴れるようにすっと溶けていきました。
食育気質学®︎に出会ったことで心が軽くなり、娘との関わりに自信を持てるようになったため、より育児が楽しめるようになりました。
Message
限りある我が子との時間…
だからこそ、悩みや不安も大切なサインとして受けとめ、過去の私と同じように迷うママと一緒に、育児をよりあたたかく、かけがえのない時間に変えていきたいと願っています。
子どもの“気質(その子らしさ)”に寄り添うこと。発達や月齢に合った声かけや関わり方、栄養の整え方。どれもママの心を支え、安心へと導いてくれる強い味方になります。
保育士としての経験や食育気質学®︎の学び、母としての実体験から、無理なく続けられる形でお伝えしています。これなら私にもできるかも!!そんなあなただけの育児スタイルを、一緒に見つけたいです。ホームページには受講くださった生徒さんからの温かいお声を掲載しております。ぜひご一読ください。

とりうち まさこ
食育気質学®︎との出会い
管理栄養士として「子どもが食べやすいように」と一生懸命工夫して、レシピを発信していました。野菜を混ぜ込めば食べるはず、巷で聞く偏食対応もやってみよう、そう思っていましたが…現実はうまくいかず、だんだん食べられる種類が減っていったんです。
「どうして?」と悩み、自信をなくしていた時に出会ったのが「食育気質学®︎」でした。子どもの気質を知り、向き合い方を学んだことで、無理に誤魔化さなくても食卓を楽しめるように。今では少しずつ食べられるものが増え、以前よりもずっと明るい気持ちで食卓を囲めるようになったことが、とても嬉しいです。
Message
栄養や調理の工夫を伝えることはできますが、その力が本当にいきるのは「子どもを理解する土台」があってこそだと実感しました。息子は落ち着きがなく、食事中もじっと座っていられないタイプ。以前は「どうしたらいいの?」と悩みましたが、これは気質の弱みであると同時に、好奇心旺盛で行動力があるという強みでもあると知りました。子どもの気質には優劣がなく、それぞれに合った対応の仕方があります。
工夫次第で食事も安心して楽しめるようになり、私は息子をより一層愛おしく感じられるようになりました。食卓はただ栄養をとる場所ではなく、親子が向き合える時間。その大切さを、多くのママに伝えていきたいです。

あぽちゃん
食育気質学®︎との出会い
耳をつんざくレベルで泣き喚き発狂する息子。嫌な事が起きたのではなくただ「食事の時間」が始まっただけ。
食事開始と共に私の戦いのゴングがなる日々。食事以外でも激しい癇癪。子どもと過ごす時間が苦痛で育児に楽しみを見出せない苦しい日々が続いている中、出会ったのが食育気質学®︎でした。
息子の気質を紐解き、発狂する理由が鮮明になった時。初めて心から息子を理解する事ができ「私はダメな母親じゃなかったんだ」と自分にも優しく出来るようになりました。
Message
人間誰にでも個性があるように、食べる事にも個性があります。
「食べる事は生きる事。」
当たり前の事ですが実は幼児にとって、とても難しいことなのです。
簡単に出来てしまう子もいれば、なかなか出来ない子もいる。それぞれのペースや特徴があるのは当たり前なんですよ♪
児童発達心理学・調理化学・栄養学等の多角的アプローチは勿論、特徴的なのは「気質学」を用いたオーダーメイド偏食改善。自分にも子どもにも、周りの人にも優しくなれる。そんな気質学を通して一緒に「生きる事」を学んでいきましょう♪